生命が躍動する母なる大地 南アフリカで奇跡の絶景を往く
多種多様の野生動植物が営みを繰り広げるブッシュをはじめ、豊かな大自然や文化からユネスコ世界遺産を9か所ももつ南アフリカ。だがこの国の魅力はそれだけではない。360年もの歴史を誇る南アフリカワインに、春のほんの数週間だけ突如ナマクワランドに出現する“奇跡の花園”。テーブルマウンテンが町のシンボルでもある南アフリカ第二の都市・ケープタウンなど、好奇心を刺激する要素が多岐にわたる。訪れる者を魅了してやまない奇跡の絶景溢れる大地を旅したい。(写真:ナマクワランド)
2018.05.29 掲載
世界的に高評価を得ている南アフリカワインの生産地を巡る
美しき山々と緑豊かなワイナリーが美しい景色を刻むワインランド。ケープ・ダッチ様式の建物が残るステレンボッシュ、フランス風の洗練された町並みのフランシュフック、赤ワイン製造に力を入れるパールと、特徴的な3つの町がワインランドの中心となる。ワイン造りの歴史は360年以上と古く、 安定した地中海性気候や良質なブドウを育む土壌からフランスワインに匹敵する品質のワインを生産。しかも安価な点も魅力である 。
アフリカ大陸が育んだ素材を活かした、趣深いお土産
南アフリカのお土産には大自然を投影した、色彩豊かで緻密さが漂う。そこには民族の歴史文化が根底にある。一方、食に関してはかつてこの地に労働者として移住した、マレー系の人々が作るケープ・マレー料理をはじめ、シーフードや肉料理も絶品。