東北の春を告げる 宮城の桜
厳しく長い冬が終わり、春の訪れとともに花開く東北の桜。なかでも宮城県は東北地方の南部に位置し、いちはやく開花を迎える。名だたる景勝地・松島や、国宝瑞巌寺といった文化遺産、さらには海の幸に恵まれた三陸海岸など、桜とともに楽しめる“名物”の宝庫でもある。4月中旬~下旬にかけて東北の春を告げる桜を愛でるべく、松島湾周辺の地域を訪れてみた。(写真:西行戻しの松公園)
2018.02.27 掲載
松島で出会う、古刹の桜と三陸の美味
美しい景観と桜だけにとどまらない、松島の魅力。少し足を伸ばせば、国宝で伊達家の菩提寺でもある瑞巌寺で触れられる宮城の歴史や文化。また、黒潮と親潮がぶつかる漁場としても有名な三陸沖であがる食材の数々。花見とともに歴史と美味に触れることで、より華やかな"桜旅”となる。