ページスクロールナビ

瀬戸内の海峡と島々を駆け抜ける しまなみ海道サイクリング

瀬戸内の海峡と島々を駆け抜ける しまなみ海道サイクリング

広島県尾道市と愛媛県今治市の間の島々と海峡をつなぐ西瀬戸自動車道の愛称「瀬戸内しまなみ海道」。自動車道と並走するような自転車専用道があり、国内外のサイクリストに支持される気持ちの良い絶景ルートを走ることができる。橋りょう区間では芸予(げいよ)諸島の島々を眼下に一望でき、途中の島々への立ち寄りも旅の魅力。瀬戸内の観光と食を堪能できる充実の自転車日帰り旅を楽しんでみた。
(写真:来島海峡大橋からの眺め)

2018.09.27 掲載

    • 向島

      広島県の尾道市側からスタートして一つ目にある島・向島。この島の山中にあるのが、チョコレート工場「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」。木々が生い茂る山道を登り、不意に視界が開けた瞬間は気分爽快。

    • USHIO CHOCOLATLのカフェスペース

      工場にはカフェスペースも併設。チョコレートを食べながら、ゆっくりと休憩できる。高台にあり、手前に海辺の集落、その先には小島が浮かぶ穏やかな瀬戸内海の大海原が見渡せる絶好のロケーション。

    • チョコレート工場

      カカオ豆の焙煎に始まり、チョコレート製造の全工程を独自に行うUSHIO CHOCOLATL。原料は、世界中から厳選して仕入れる新鮮なカカオ豆と砂糖のみ。香料もバターもミルクも使わず、カカオ豆本来の持ち味が活かされている。

    • USHIO CHOCOLATLのカフェスペース

      カラフルかつオリジナリティあふれるパッケージに包まれたチョコレートは、自転車旅の手軽なエネルギー補給。数枚購入して自転車旅のお供に持参したい。

    • USHIO CHOCOLATLのカカオソーダドリンク

      産地別に数種類展開する個性豊かなチョコレートは、どれも甘すぎず苦味と酸味のバランスが絶妙。相性抜群のオリジナルブレンドコーヒーをはじめ、カカオソーダやカカオミルクなどのドリンクも見逃せない。

    • 耕三寺博物館(耕三寺)

      しまなみ海道を向島から因島と渡り、生口島へ。島内でひときわ異彩を放つのが耕三寺博物館(耕三寺)。元実業家の耕三寺耕三氏が、母親の菩提寺として1936年より30年以上かけて建立した境内には極彩色の堂塔が建ち並ぶ。

    • 耕三寺・堂塔

      国内の代表的な古建築を手本とした耕三寺の堂塔は豪華な彫刻が施され、本堂をはじめ15棟は国登録有形文化財になっている。「西の日光」と称される美しさであり、南北に貫く軸線を中心とした左右対象の伽藍配置も見事。

    • 耕三寺・境内

      まるで極楽浄土を連想させる華やかな境内をさらに美しく彩るのは、四季折々に咲き乱れる多彩な花々。桜からつつじ、蓮、紅葉と順々に見頃を迎え、季節の移ろいと共に異なる色彩を楽しめる。

    • 大理石庭園「未来心の丘」

      境内の奥まで進み、突き当りにある不思議なエレベーターに乗り込んで辿り着いた先は、一面真っ白な石の世界。イタリアで活躍する彫刻家・杭谷一東氏が設計・制作した大理石庭園「未来心の丘」が広がる。

    • 大理石庭園「未来心の丘」

      高台に位置する大理石庭園は、周囲の景色の形や色、風雨や光といったあらゆる自然との調和を考えて造られた空間となっている。壮観な光景は、まるで別世界に迷い込んだような写真映えする白い丘。

    • 御食事処ちどりのレモン鍋

      耕三寺の向かいにある「御食事処ちどり」。ここでは、生口島の特産品である瀬戸田レモンをふんだんに使った名物・レモン鍋が味わえる。しょうゆベースのダシに、3個分のレモン果汁と4個分のスライスで鍋一面が覆われる。

    • 御食事処ちどりのレモン鍋

      鍋の具材には、レモンと並ぶ名産品である瀬戸内海産の蛸をはじめ、鯛、牡蠣、帆立、蛸のつみれがたっぷりと入れられ、まさに山海の幸の融合。島の恵みを凝縮した鍋をじっくり味わいたい。

    • 御食事処ちどりの生蛸刺し

      瀬戸田近郊で獲れた新鮮な真蛸そのものを楽しめる生蛸刺し。御食事処ちどりでは鮮度を逃さぬように朝締めて、その日のうちに提供する。水がきれいで豊富な餌を食べ、潮流に揉まれて育つことで身が引き締まった蛸の美味しさは格別。

    • 御食事処ちどり

      獲れたての新鮮な状態でしか食せない生の蛸刺しは、茹でたものとは全く異なる味わい。コリコリと歯応えが良く、口の中に旨味が溢れ出す。瀬戸内自慢の滋味の魅力を存分に噛みしめたい。

    • 御食事処ちどりの蛸飯

      昭和40年の創業当時から受け継がれる御食事処ちどり伝統の味・蛸飯。たっぷり入った蛸の身は、独自の調理法により驚くほど柔らかな仕上がり。味わい深いダシで炊きあげられ、旨味が凝縮されている。

    • カフェ「フェリーチェ・ディ・ツッカ」

      耕三寺の参道に佇むカフェ「フェリーチェ・ディ・ツッカ」。生口島名産の瀬戸田レモンや、島北部に位置する高根島名産の高根みかんをはじめ、多彩な柑橘類のドリンクとスイーツが味わえる。

    • カフェ「フェリーチェ・ディ・ツッカ」のドリンクとスイーツ

      瀬戸田レモン約1.5個分の果汁を使った、フェリーチェ・ディ・ツッカのレモンスムージーは芳醇な香りで後味さっぱり。生搾りジュースのカジュッタは、美味しさと見た目の面白さが印象的。

    • カフェ「フェリーチェ・ディ・ツッカ」のカジュッタ

      オレンジの中身をくり抜き、そのまま皮の中で搾ってジュースにできるという、特殊な機械で作るフェリーチェ・ディ・ツッカのカジュッタ。コロンと丸い形が何とも可愛らしく、目と舌で楽しめる人気メニュー。

    • カフェ「フェリーチェ・ディ・ツッカ」

      果実を丸搾りし皮を丸ごと器に見立てるというユニークなジュースは、その新鮮で濃厚な味わいも魅力。体中に沁みわたり、サイクリングの疲れも和らぎそう。オレンジの他にはグレープフルーツもある。

    • カフェ「フェリーチェ・ディ・ツッカ」のワッフル

      注文を受けてから一枚ずつ手焼きして届けられる焼きたてワッフル。外はサクッと中はふんわりの絶妙な食感に、たっぷりとかけられたレモンソースが、この瀬戸内ならではの味わいのハーモニーを奏でる。

    • 来島海峡大橋

      大島から四国本土へと架かる「来島海峡大橋」は、全長4,105mにも及ぶ世界初の三連吊り橋として知られている。尾道側からスタートすると「瀬戸内しまなみ海道」の最後にして最長の橋となる。

    • 来島海峡

      眼下に広がるのは鳴門海峡、関門海峡と並ぶ、日本三大急潮の一つである来島海峡。ここは多くの船が行き交う海の要塞でもあり、足を止めて次々と移り変わる景色を夕陽と共に眺めるのも、癒やされる旅のひととき。

    • 来島海峡大橋

      車道とは別に自転車と歩行者用の道路が整備されているので、走りやすく安心してサイクリングが楽しめるのがしまなみ海道の魅力。初心者でも気軽に、憧れの「しまなみサイクリング」を体験できる。

    • 来島海峡大橋

      爽やかな青空の下はもちろん、辺り一帯が黄昏色に染まる、夕暮れ時のサイクリングもまた絶景。夕日に照らされながら昼間とは一味違う景色とともに、残り少ない愛媛県までの道のりを楽しみたい。

今回の旅のルート

※紹介している内容は2018年6月時点のものです。

絶景サイクリングの道中で、ぶらり島観光

自転車での島旅は、どこまでも続く絶景に心洗われながら、行く先々で気になるスポットを訪れるのも楽しみの一つ。向島ではチョコレート、生口島では蛸や柑橘グルメを満喫し、個性的なお寺を拝観。マイペースに楽しめる、充実の島めぐり日帰り旅行。

ギャラリー・ピックアップ動画

今回の旅の見どころをダイジェストでご紹介します。

瀬戸内の海峡と島々を駆け抜ける しまなみ海道サイクリング(動画再生時間1分16秒)