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2019.1.30

【島根 旅行記】和の心を感じる 観光列車「あめつち」

【島根 旅行記】和の心を感じる 観光列車「あめつち」
2018年7月に実施された山陰デスティネーションキャンペーンに合わせて、古代ロマンあふれる日本神話と深いつながりをもつ山陰地方に、新たな観光列車「あめつち」が誕生。長閑な日本の原風景と雄大な日本海の絶景が広がる、山陰本線「鳥取駅(鳥取県)~出雲市駅(島根県)」の眺望が美しい区間を、土休日を中心に1日1往復運行しています。今回は山陰ならではの「古くて新しい日本」を発見する、観光列車「あめつち」の旅をご紹介します。(写真:観光列車「あめつち」)

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< 目次 >

観光列車の「あめつち」という名前は、我が国最古の歴史書「古事記」の書き出しにある「天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき」に由来して名付けられ、地域の繁栄と平和をいつまでも大切にしたいという想いが込められています。山陰地方を舞台に多くの神話が誕生したロマンあふれる地にふさわしい観光列車「あめつち」です。

日本古代の神話のモチーフが散りばめられた車体

観光列車「あめつち」車体

観光列車「あめつち」の車体は、山陰線で2018年2月まで活躍していた「キハ47形ディーゼルカー」(1981~82年製)を改造した車両(2両編成・定員59席)。

紺碧色と銀色の2色を基調とした車体下部のライン模様には、島根・鳥取両県の協調性のある美しい山陰の山並みが描かれています。地元に伝わる日本古来「たたら」製鉄技術に因み、日本刀の刃文(はもん)を表現されているのが特徴。シックで綺麗に魅せる雰囲気と、このモダンさが絶妙にマッチした演出です。

観光列車「あめつち」の顔となるエンブレム

観光列車「あめつち」の顔となるエンブレムは、漢字の「天地(あめつち)」をあしらい、神話をヒントに作り出した、立体的に輝く斬新なデザインが印象的。

観光列車「あめつち」のロゴデザイン

ヘッドマークを含むロゴデザインは「天」に対して光の放射状の縦ライン、「地」に対して海の横ラインを対照的に見せ、「天つ神々・太陽」「七つの八雲」や「金鵄(日本神話に登場する金色のトンビ)」、「山・海、白兎、ワニ(鮫)」のモチーフが散りばめられています。

今も生き続ける山陰の伝統美を感じられる車内

観光列車「あめつち」車内(2号車)

山陰の豊かな自然に囲まれた日本古代の神話のルーツをコンセプトにデザインされた車内は、1号車「島根県」・2号車「鳥取県」をイメージし、神々しい雰囲気を表現した煌びやかな色彩。明るく落ち着きのある内装の天井照明部分には、鳥取県・因州和紙(いんしゅうわし)で覆ったやわらかな灯りを演出した和モダンなスタイルです。

観光列車「あめつち」車内(2号車)

車内を美しく彩る島根県と鳥取県の伝統工芸品の数々にも魅了されます。

観光列車「あめつち」車内(1号車)

車両の出入り口付近には、鳥取県・弓浜絣(ゆみはまがすり)や島根県・出雲織(いずもおり)などの工芸品が飾られ、山陰の和と伝統美が感じられるこだわり抜かれた車内のデザインも必見です。

観光列車「あめつち」車内

車内の壁には鳥取県・智頭杉(ちずすぎ)や島根県・隠岐の黒松(おきのくろまつ)が用いられ、心地よい木の香りに包まれているかのようです。

車内座席

観光列車「あめつち」座席(1人用)

座席は外側を向く1人席と、向かい合わせの2~4人席があります。座席のテーブルには島根県・石州瓦(せきしゅうがわら)を埋め込んだ装飾が施されています。

観光列車「あめつち」座席(2人用)

山側の座席は車窓から海を眺められるように高く設けた心づかいが感じられます。

観光列車「あめつち」座席(4人用)

山陰の白木素材を活かした木の温もりのある和の空間で、時の流れに身を委ねながら心身ともに安らぎのひとときを過ごしてみませんか。

山陰を代表とする美しい風景を堪能

観光列車「あめつち」車窓風景・斐伊川(ひいかわ)

観光列車「あめつち」の走行途中、雄大な日本海を望める箇所や見どころスポットでは、車窓からゆっくりと観賞してもらえるように徐行運転のサービスを行い乗客を楽しませてくれます。

眺望が良い区間は、島根県「出雲市駅~直江駅」間にある斐伊川(ひいかわ)の風景。この川は八岐大蛇(やまたのおろち)伝説にちなむ川であり、出雲神話に出てくる簸川(ひのかわ)にあたると言われています。

観光列車「あめつち」車窓風景・田園風景と大山

またシジミ漁で有名な宍道湖(しんじこ)の風景を堪能できる区間は島根県「宍道駅~乃木駅」間であり、さらに美しい日本海の海岸線と中国地方の最高峰 大山(だいせん)の風景を同時に眺められる区間は、鳥取県「大山口駅~名和駅」間になります。

景観等の特性が活かされた座席で、山陰ならではの美しい風景をのんびりと眺めながら、天と地の恵みにつつまれる旅を堪能してみてください。

山陰の食材をあしらった彩り豊かなお弁当

車内の一番のお楽しみでもある観光列車「あめつち」のお食事サービスは、鳥取駅発と出雲市駅発でそれぞれ異なるものが用意されています。山陰の味覚が存分に味わえるとっておきのお弁当・スイーツセットです。

お食事

「山陰の酒と肴(さかな)」弁当・地酒(または松江地ビール)付き

山陰の食材をあしらった彩り豊かなお弁当は郷土料理が詰まった宝箱。手の込んだお料理は、旬のものや素材の味が生かされている和の味であり、山陰の食材の美味しさを十分に堪能できます。

スイーツセット

「松江の和菓子詰合せ」・松江の老舗茶屋「中村茶舗の煎茶」付き

「松江の和菓子詰合せ」の一品である「若草」は求肥(ぎゅうひ)に若草色のそぼろをまぶした銘菓。もちもちと柔らかい食感で、さわやかな香りとほんのりとした甘みのある煎茶と合わせて味わいたい逸品です。

観光列車「あめつち」の旅の思い出に彩りを添えてくれそうなスイーツセットと共に、いつもよりゆったりとしたティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

また2号車にある物販カウンターでは、車内でお楽しみ頂けるお菓子・おつまみ・ソフトドリンク・アルコール類の販売、さらに車内限定販売の観光列車「あめつち」オリジナルグッズなどもあります。

※お弁当の車内販売はございません。
※お食事サービスは、ご乗車の1ヵ月から4日前までの予約が必要です。
※お食事サービス内容は、季節、仕入れ状況によりメニューを変更する場合があります。

「和と美と食のおもてなし」の魅力が詰まった観光列車「あめつち」の旅で、心に残る特別な思い出を作りにお出かけしてみませんか。

観光列車「あめつち」の乗車方法

■運行区間と時刻:山陰本線「鳥取駅~出雲市駅」片道 約3時間50分
【下り】 鳥取駅 9:00発 → 出雲市駅 12:47着
【上り】 出雲市駅 13:41発 → 鳥取駅 17:36着

■運転日:12月からは土休日

■乗車料金:普通運賃の他に指定席グリーン料金が必要になります。
※全席指定席

■発売開始日:乗車日の1ヵ月前 10:00から全国のJRの主な駅のみどりの窓口・主な旅行会社で発売致します。

※本ページの内容は取材時点の情報を元に作成しています。運行ダイヤや車内サービスなどは季節などにより異なりますので、観光列車「あめつち」の公式HPサイト(外部リンク)をご確認ください。

一瞬の美に心打たれる「宍道湖」の夕景

宍道湖夕日スポット「とるぱ」から眺める夕景

宍道湖(しんじこ)は島根県の出雲市と松江市に跨り、日本で7番目の大きさを誇る湖。わずかに海水が含まれている汽水湖のため魚介類が豊富なのが特徴であり、中でもシジミの産地として知られています。

宍道湖夕日スポット「とるぱ」は夕日を楽しむために整備された代表的な鑑賞スポット。時がたつにつれ空や湖を琥珀色に染めていく夕景の美しさはまさに絶景。夕暮れ時は周辺一帯が静寂の雰囲気に包まれ、見る人々の心を魅了しています。

取材・撮影:トラベルバリュー 編集部
取材時期:2018年10月下旬
取材協力:JR西日本 米子支社
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