旅のご予約|海外
2019.8.14
注目の観光スポット満載! シンガポールの魅力を満喫できるローカル体験4選
東南アジアの旅行先として人気のシンガポール。シンガポールは、中華系をはじめ、マレー系、インド系などからなる多民族国家です。東京23区とほぼ同じ面積で、観光客はいたるところで現地の人たちの生活を垣間見ることができます。一方で、2010年のマリーナ・ベイ・サンズ開業が話題となって以降、日々進化する芸術、グルメ、ショッピングなどエキサイティングな観光エリアも目白押し。観光客の心をつかむ、シンガポールでおすすめの体験をご紹介しましょう。
シンガポールで注目のおしゃれエリア チョンバルのアートめぐり
街を歩いていると至る所に描かれているグラフィティアート。実は、シンガポールは芸術に力を入れていて、芸術家の育成やイベントなどを精力的に行っています。
なかでも観光客の注目を浴びているのが、シンガポールの昔の日常を描いたグラフィティアート。日々変貌し、近代化するシンガポールにおいて昔の光景を忘れないようにと、若手芸術家のイップ・ユーチョン氏が手がけました。
70年代の男の子と現代のポテトチップスのトリックアートコラボ
おしゃれエリアとして人気のチョンバルには、ユーチョン氏の作品が数多くあり、アートめぐりを観光ルートに入れる人もいるほどです。主に70年代の日常が描かれていて、かつてお父さんたちの休日の楽しみだった鳥の鑑賞風景や屋台の光景など、実際の街にマッチした画風に思わずほっこりしてしまいます。トリックアートのように撮影すれば、SNS映えするショットがとれるので、ぜひトライしてみてください。
ミシュラン星付き屋台料理を楽しめるシンガポールチャイナタウン
観光の楽しみのひとつが現地の料理ではないでしょうか。シンガポール料理は、中国料理をはじめ、マレー料理、インド料理のエスニックフードやおしゃれカフェメニューも豊富です。日本人にも食べやすい料理が多いので、どのジャンルを選んでもおいしいグルメにたどり着けます。
今や“ミシュラン1つ星の屋台料理”として、超がつくほどに有名になった「了凡香港油鶏飯麺(リャオファン ホーカーチャン)」。チャイナタウンの屋台集合施設「ホーカーズ」にあり、以前から大行列店だったのですが、獲得後に人気がさらに加速。
香港スタイルのチキンローストが人気で、わずか200円ほどの星付き料理を求めてさらに行列ができています。
また、シンガポールを代表する料理といえば海南チキンライス。専門店も多くあるので、どの店にしようか迷ってしまうはず。そんな時は、家族連れにも人気のマンダリン・オーチャード・シンガポールの「チャターボックス」がおすすめです。しっとりした蒸し鶏と鶏肉の茹で汁で炊いたごはんのマッチングが絶品です。ベストチキンライス賞にも輝いた名店の味を堪能しましょう。
【基本情報】了凡香港油鶏飯麺(リャオファン ホーカーチャン)
■営業時間
10:00~17:00
■アクセス
MRTチャイナタウン駅から徒歩約4分(ホーカーズ内)
【基本情報】チャターボックス
■営業時間
日曜~木曜:11:00~23:00
金曜・土曜・休前日:11:00~翌2:00
■アクセス
MRTオーチャード駅から徒歩約8分
■HP
http://www.meritushotels.com/mandarin-orchard-singapore/dining/chatterbox.html
シンガポール伝統工芸のプラナカン食器の品揃えが圧巻の陶光工藝
プラナカン文化とは、中国系またはインド系の男性と、現地のマレー系またはインドネシア系の女性との婚姻による子孫たちが生み出した文化のことを言います。
その昔多くのプラナカンが住んでいた東側海岸カトン地区はぜひ訪れたいエリアのひとつ。美しいプラナカン住居やカラフルな食器を扱う専門店、ニョニャと呼ばれるプラナカンの女性たちが作る料理や菓子を販売する店など、幅広くその文化に接することができるでしょう。
1階に店舗を構え、2階は住居として使われていたプラナカンスタイルのショップハウスは、修繕や建て替えを繰り返しながら、今もシンガポールを象徴する建物のひとつとなっています。
シンガポールNO.1の品揃え「陶光工藝(ソウワン)」
また、「陶光工藝」は郊外にありながらも、シンガポール在住日本人が日本からの来客を案内するほどに人気です。中心地よりも安価で食器が購入でき、品揃えが豊富です。
プラナカンをテーマにしたチャンギ国際空港ターミナル4
2018年に開業したチャンギ空港ターミナル4の出国エリアは、プラナカンをテーマにした作りになっていて、ギャラリーやレストランがあり、帰国直前までその世界観を感じることができます。主にLCC航空会社が乗り入れていますが、このターミナルを利用するために、航空会社をセレクトしたくなります。
【基本情報】陶光工藝(ソウワン)
■営業時間
9:00~17:00
■アクセス
MRTブーンレイ駅またはパイオニア駅からタクシーで約10分
■HP
https://www.streetdirectory.com/thow-kwang-industry/
マリーナ・ベイ・サンズも見える絶景を楽しむシンガポールの穴場展望台
シンガポールを歩いていると坂道が少ないことに気がつきます。なんと国土の高低差は163mしかありません。山というにはほど遠い丘が一番高いのです。“自然の中の大展望”というわけにはいかないのですが、その分、高層ビル群からの眺めは圧巻です。たくさんの企業が入る高層ビルや国民の約8割が住むという公共団地の屋上展望台に行ってみましょう。
高級ブランドが軒を連ねる商業施設ION(アイオン)の55階にある「ION SKY(アイオンスカイ)」。普通に観光していたら気がつかない、穴場の展望台が中心エリアのオーチャードロードのど真ん中にあります。
ION SKY(アイオンスカイ)からマリーナ・ベイ・サンズ方面の眺め
「ION SKY(アイオンスカイ)」では、シンガポールのシンボルであるマリーナ・ベイ・サンズや隣国マレーシア方面まで見渡せるビューポイントがたくさんあります。
また、チャイナタウン近くにある高層団地「ピナクル・アット・ダクストン」も絶好のシンガポール絶景フォトスポット。7棟に連なる建物を結んだ50階の屋上が展望台になっていて、有料ながら観光客も入場できます。広い敷地に日本では考えられない建築物が圧巻で、また生活感ある住居に展望台があり、公共団地のイメージをみごとに覆します。
【基本情報】ION SKY(アイオンスカイ)
■営業時間
10:00~22:00
■入場料
無料
■アクセス
MRTオーチャード駅直結
■HP
http://www.ionorchard.com
【基本情報】ピナクル・アット・ダクストン
■営業時間
9:00~21:00
■入場料
<50階スカイブリッジ>
S$6
■アクセス
MRTタンジョンパガー駅から徒歩10分程度
■HP
http://www.pinnacleduxton.com.sg/※S$=シンガポールドル
シンガポールには、人気観光スポットの動物園やアトラクション施設も多いのですが、その合間にも訪れることができる場所がたくさんあります。本来のシンガポールを垣間見れるのも、旅の思い出になるのではないでしょうか。ぜひ、旅の計画の中に組み入れてシンガポール観光を満喫しましょう。
今回紹介したシンガポール観光スポットを地図でチェック
※基本情報は、2019年5月28日現在のものです。ホームページなどで最新情報をご確認下さい。