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2019.5.15

パリから日帰り可能なシャンパンとフランス北部の世界遺産をめぐる旅

パリから日帰り可能なシャンパンとフランス北部の世界遺産をめぐる旅
パリの北東約150キロに位置するシャンパーニュ・アルデンヌ地方。ここの特定地域で作られた発砲ワインだけがシャンパンと名乗ることができる、まさにシャンパンの聖地です。中心地のランスまでは、パリからTGVでおよそ45分という近さ。シャンパンのワイナリーめぐりやテイスティング、世界遺産や地元グルメなど、さまざまな魅力にあふれています。葡萄畑が広がる田園風景が美しいこの地を、パリ旅行の日程に組み込んでみれば、忘れがたい体験ができるはずです。(写真:ランス・ノートルダム大聖堂 (C) Carmen Moya)

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< 目次 >

ランスからスタートするシャンパンの旅

ロワイヤル広場のルイ15世像とランス連邦政府庁舎

なだらかな丘陵地帯の麓にあるランス市は、シャンパーニュ地方の中心地。クローヴィスからシャルル10世まで、33人のフランス国王の戴冠式が行われた、歴史と伝統のある街です。市内には世界遺産が3カ所、数々のミュージアム、そしてヴーヴ・クリコ、テタンジェ、マム、ランソンなど、有名なシャンパンメーカーのメゾンが立ち並ぶ街です。パリからは、高速鉄道TGVで約45分の近さなので、パリ観光のオプショナルツアーでまわるのもおすすめです。

緻密な彫刻やステンドグラスが圧巻のノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂のファサード

フランスゴシック建築の大傑作との呼び名も高い大聖堂。ランスに3カ所ある世界遺産のひとつです。ここでは、33人のフランス国王の聖別式や戴冠式が行われました。大聖堂には2,300以上もの彫刻や彫像があり、見る人を圧倒します。有名な「微笑みの天使」像や、大天使ガブリエルと聖母マリアの「受胎告知」像などは必見。豊かな表情と生き生きとした姿は今にも動き出しそうで、その芸術性の高さに感動することは間違いありません。

ノートルダム大聖堂のステンドグラス

荘厳な大聖堂の内部の見どころは、様々な時代のステンドグラス。1971年にシャガールが製作した、高さ40メートル以上もある6枚構成のステンドグラスは必見です。多彩な色調の「シャガール・ブルー」が印象的で、その存在感がひときわ輝いています。正面入り口のバラ窓や、マグダラのマリア様を描写したものなどは、その緻密さにも圧倒されます。シャンパン生産者から寄贈された、シャンパンの製造過程が細かく描かれたステンドグラスもあるのは、シャンパーニュ地方ならでは。

旧サン・レミ王立修道院で歴史の重みを体感

旧サン・レミ王立修道院

11世紀に建てられたバジリカ式教会の旧サン・レミ王立修道院は、ロマネスク・ゴシック芸術の珠玉と言われる世界遺産。2007年には千年祭が行われたほど、古い歴史のある教会堂です。聖堂内には498年にクローヴィスの洗礼を行なった聖レミ司教の遺体が安置されています。

世界遺産 サン・レミ博物館

サン・レミ聖堂に隣接する元修道院は歴史・考古学博物館として使用されていて、数々の貴重な展示物を見ることができます。

フランス随一のコレクションを誇るトー宮殿の宝物殿

トー宮殿夜景

ランス大司教の公邸だったトー宮殿も、世界遺産のひとつで、1509年に完成しました。ノートルダム大聖堂の隣にあるため、戴冠式が行われる時にはここがフランス国王の宿泊場所になっていました。現在内部は国立博物館になっていて、巨大なタペストリーといった大聖堂の宝物や彫刻の一部、王様が戴冠式で纏ったマントなどの戴冠式関連の品々が展示されています。

カーヴ見学とテイスティングでシャンパンを堪能

テタンジェのカーヴ。瓶内二次発行で熟成を続け、最高峰の味になる

修道士ドン・ペリニヨンが製法を確立したと言われるシャンパン。シャンパンと名乗れるのはシャンパーニュ地方で作られる、AOC(原産地統制呼称)の規定を満たしたもののみです。シャンパーニュ地方には、AOCを持つ320の市町村があります。シャンパンのカーヴは葡萄畑の下にあることが多く、何百キロも続く場所もあります。気温と湿度が一定で光も差し込まない石灰質の土壌のカーヴは、シャンパン作りに最高の条件が整っています。

G.H.マムのカーヴ

たくさんのシャンパンに出会えるのは、フランス観光、シャンパーニュめぐりの醍醐味。ランス市内だけでも、ヴーヴ・クリコ、ポンサルダン、ランソン、マム、ポメリー、テタンジェ、ルイーナールなどのシャンパンメーカーがあり、ガイド付きでのカーヴ見学やテイスティングが楽しめます。個人で全部回るのは大変なので、回りたい軒数に合わせて半日ツアーや1日ツアーに参加するのがおすすめ。カーブの中は常に10℃前後と肌寒い気温なので、何か羽織るものをお忘れなく!

独特の歯ごたえが癖になるビスキュイ・ローズ

美味しい飲み物がある土地には、もちろん美味しい食べ物があります。シャンパーニュ・アルデンヌ地方には、ミシュランの星付きレストランが9軒。高級店でのフルコースはもちろんですが、街角のビストロで、シャンパンと一皿をつまむというのもいいかもしれません。ビスキュイ・ローズは1691年生まれのピンク色をしたビスキュイ。これをシャンパンに浸して食べるのが伝統的な食べ方です。またこの地方のAOC取得チーズ、シャウルス(Chaource)とラングル(Langres)も見逃せません。

シャンパンの首都、エペルネへ

有名メゾンが並ぶシャンパーニュ通り

ランスから電車で一駅のエペルネ市は、シャンパンの首都として世界的に有名。マルヌ川周辺に一面に広がる葡萄畑の中にあります。まずはモエ・エ・シャンドン、ペリエ・ジュエ、メルシエ、ラ・メゾン・ド・カステラーヌといった、大手シャンパンメーカーが並ぶシャンパーニュ通りへ。行きたいメゾンを予約して、カーヴ見学とテイスティングを堪能しましょう。

シャンパーニュ通り

エペルネ市最大の見どころは、白亜の石灰岩採石場を利用したシャンパンの地下貯蔵庫。たとえばメルシエ社では、パノラマエレベーターで地下30メートルまで下り、広大なカーヴの中をトロッコ列車のような乗り物に乗って見学するという体験ができます。延々と続くカーヴとその中で眠る無数のシャンパンは必見です。

心洗われるシャンパーニュ街道の旅

シャンパーニュ街道の風景

シャンパーニュ地方の葡萄畑を巡るシャンパーニュ街道は、全長約500キロ。道標が立てられた5つの周遊コースが整備され、80カ所ほどの受け入れポイントがあります。

シャンパーニュの葡萄畑と生産者

点在する昔ながらの姿を残した可愛い村、歴史的な教会や修道院、家族経営の生産者のカーヴなど、素晴らしい景観の中に見どころがたくさんあります。パリ発の日本語バスツアーもあるので、パリ旅行と組ませて利用してみては。日帰りではもったいないほどの魅力にあふれています。
文:斎藤理子

協力:
フランス観光開発機構
https://jp.france.fr
シャンパーニュ地方観光局
www.tourisme-champagne-ardenne.com
エペルネ観光局
www.ot-epernay.fr
ランス観光局
www.reims-tourisme.com
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