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山間のうるしの里で越前漆器に沈金体験

山間のうるしの里で越前漆器に沈金体験

約1500年もの歴史を誇る鯖江の伝統工芸・越前漆器を今に伝える工房で間近に見ることができる、伝統工芸士の匠の技。事前予約が必要なワークショップの一つ「沈金体験」では、その伝統工芸士からの指導のもと、手鏡などの素材に好みの絵柄を金属のノミで彫りこみ、金色の粉をまぶして絵を浮かびあがらせる。漆の繊細さや豪奢な美しさに、自らの手で触れてみてはいかがだろう。(写真:うるしの里)

2016.04.25

    • 今回の体験の場となったのは、鯖江市の山あいの静かな一角にある「うるしの里会館」。

      今回の体験の場となったのは、鯖江市の山あいの静かな一角にある「うるしの里会館」。

    • 館内では漆器の販売も行っており、お手頃から高価な漆器まで幅広く取り揃えている。

      館内では漆器の販売も行っており、お手頃から高価な漆器まで幅広く取り揃えている。

    • トラベルバリューのイメージカラーのような、漆黒の漆器。匠の繊細な絵付けが美しい。

      トラベルバリューのイメージカラーのような、漆黒の漆器。匠の繊細な絵付けが美しい。

    • 今回の体験の参考にもなる、壁に展示されている漆器製作のうちの一つ・沈金の作業工程。

      今回の体験の参考にもなる、壁に展示されている漆器製作のうちの一つ・沈金の作業工程。

    • 体験の始まりは漆器選びから。まず手鏡か銘々皿のどちらかを選ぶ。

      体験の始まりは漆器選びから。まず手鏡か銘々皿のどちらかを選ぶ。

    • 沈金を施す漆器を選んだ後は、季節の花々など数ある絵柄から好みのものを選ぶ。

      沈金を施す漆器を選んだ後は、季節の花々など数ある絵柄から好みのものを選ぶ。

    • 沈金の伝統工芸士から、各工程での作業の流れをやさしく教えてもらいつつ進められるので安心。

      沈金の伝統工芸士から、各工程での作業の流れをやさしく教えてもらいつつ進められるので安心。

    • 絵柄にそって素材に鉛筆で下書きを施す。きちんと下書きの線がでているか、たびたび確かめつつ書いていく。

      絵柄にそって素材に鉛筆で下書きを施す。きちんと下書きの線がでているか、たびたび確かめつつ書いていく。

    • 伝統工芸士が各工程で確認。手の置き方や指先の使い方など、様々なコツを伝授してもらえる。

      伝統工芸士が各工程で確認。手の置き方や指先の使い方など、様々なコツを伝授してもらえる。

    • 完成品のお手本なども参考にしつつ、作業はここから絵柄を彫り込んでいく工程となる。

      完成品のお手本なども参考にしつつ、作業はここから絵柄を彫り込んでいく工程となる。

    • 絵柄を彫り込むにあたっては「沈金刀」という金属の棒を使う。作業前に練習し、削り具合をチェック。

      絵柄を彫り込むにあたっては「沈金刀」という金属の棒を使う。作業前に練習し、削り具合をチェック。

    • 沈金刀で少しずつ素材の表面を削っていく。細かな部分までしっかり削れるかが、仕上がりを左右する。

      沈金刀で少しずつ素材の表面を削っていく。細かな部分までしっかり削れるかが、仕上がりを左右する。

    • 削りにくいところは伝統工芸士が手本を見せてくれるので、自分で作業する際も分かりやすい。

      削りにくいところは伝統工芸士が手本を見せてくれるので、自分で作業する際も分かりやすい。

    • 絵柄をくまなく削り終えたところで、このあとは伝統工芸士が最後の仕上げを担当。

      絵柄をくまなく削り終えたところで、このあとは伝統工芸士が最後の仕上げを担当。

    • 伝統工芸士が素材に漆を塗って拭き取ることで、凹部分に粉が乗りやすくなる。人によっては漆にかぶれる可能性があるので、ここからの工程はお任せとなる。

      伝統工芸士が素材に漆を塗って拭き取ることで、凹部分に粉が乗りやすくなる。人によっては漆にかぶれる可能性があるので、ここからの工程はお任せとなる。

    • 全体にまんべんなく金色の粉をまぶすと、彫り込んだ凹部分に粉が入り込んでいる様子がわかる。

      全体にまんべんなく金色の粉をまぶすと、彫り込んだ凹部分に粉が入り込んでいる様子がわかる。

    • 余分な部分に付着した金粉を拭き取ると、沈金刀で削った線だけに粉が残り、絵柄が浮かび上がる。

      余分な部分に付着した金粉を拭き取ると、沈金刀で削った線だけに粉が残り、絵柄が浮かび上がる。

    • 最後にもう一度布で拭きあげて、余計な粉をはらうとともに艶出しを施す。

      最後にもう一度布で拭きあげて、余計な粉をはらうとともに艶出しを施す。

    • 艶やかな赤色に金色の模様が映える、美しい手鏡の完成。福井に来た良い思い出の一品として大事に使いたい。

      艶やかな赤色に金色の模様が映える、美しい手鏡の完成。福井に来た良い思い出の一品として大事に使いたい。

今回の体験内容

※体験の各工程での所要時間は目安です。開始時刻や当日の混雑状況、追加の作業などによって異なる場合があります。
※紹介している内容は2016年3月時点のものです。体験内容の詳細や予約は、店舗に直接お問いあわせください。

継体天皇も愛したとされる越前漆器への装飾体験

鯖江で1500年もの間作り続けられてきた、伝統の越前漆器。伝統工芸士の丁寧な指導のもとで、好みの絵柄や手鏡などの小物を選んで自らの手で装飾を施していくことで越前の伝統工芸の片鱗を垣間見るのが、今回の「沈金体験」。