旅のご予約|京都府

2018.7.26

【京丹後 旅行記】食と絶景を満喫できるレストラン列車「丹後くろまつ号」

【京丹後 旅行記】食と絶景を満喫できるレストラン列車「丹後くろまつ号」
京都府北部の丹波・丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る京都丹後鉄道(WILLER TRAINS株式会社)。2015年(平成27年)4月に北近畿タンゴ鉄道から生まれ変わったこの沿線には、日本三景の1つ「天橋立」や『日本の夕陽百選』に選ばれている「夕日ヶ浦」など、海の京都を満喫できる観光名所が多く点在しています。今回ご紹介するのは海と山の絶景を楽しめる3つの観光列車、「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」の旅です。(写真:丹後くろまつ号)

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丹後くろまつ号・車両

最初に乗車したのは週末限定で運行する1両編成「丹後くろまつ号」。「福知山駅~天橋立駅」と「天橋立駅~豊岡駅」の2区間を運行し、丹後で獲れる海の幸をふんだんに使ったランチを堪能できるレストラン列車です。

京都丹後鉄道・宮福線(福知山~宮津間)は、赤鬼青鬼伝説で知られる大江山(おおえやま)などの山間景色が醍醐味の路線。もうひとつの宮豊線(宮津~豊岡間)は、里山の田園風景から海を抱く天橋立までを走行します。

丹後くろまつ号・車両

2014年(平成26年)「海の京都を走るダイニングルーム」をコンセプトに登場した漆黒の丹後くろまつ号。JR九州の「ななつ星in九州」をデザインした工業デザイナー、水戸岡鋭治氏が手掛けた車体デザインには、高級感漂う金色で描かれた「松」のロゴが輝いています。

和モダンと贅の限りを尽くした大人空間

丹後くろまつ号・車内

車内にはゆったり寛げるようにと4人掛けと2人掛けのテーブル席、5組ずつを配置。天然木を使った和モダンで落ち着いた温かみのある雰囲気が、ここでの優雅な時間を感じさせます。まるで高級レストランで過ごすような、上品な大人向けの空間です。

丹後くろまつ号・車内

水戸岡鋭治氏のデザインには細部にまでこだわりが詰まっています。松をあしらった車内の壁紙や風流な掛け軸が施され、窓には日本の伝統美を感じられる「京すだれ」を設置。それは単なる飾りとしてだけではなく、直射日光を遮りながらも車窓もほどよく楽しめ、車内を涼しく保つ役割も担っています。

本格フレンチと地酒を味わう1時間半の旅

丹後くろまつ号・ランチコース「雅」 (イメージ)

丹後くろまつ号では1日2便のランチコースを運行しています。丹後の旬の食材で仕立てた本格料理「宮津ロイヤルホテルオリジナル洋風弁当」は、くろまつ号だけの特別メニュー。丹後のハイクラスホテル「天橋立宮津ロイヤルホテルのフレンチシェフが手掛けたもので、但馬牛もも肉のステーキやサザエの九条ネギバター焼きなど、本格料理の数々に心が躍ります。

丹後くろまつ号・ランチコース「雅」・デザート (イメージ)

食後に出されるデザートのほうじ茶のブラマンジェにいたるまで、丹後の自然が育んだ素材の旨味が詰まっています。コースは洋風の他に中華もあり、季節ごとにそれぞれの献立が変わるため、料理を目当てに何度も乗車するリピーターから鉄道のひとり旅が好きな人と利用者も多く、飽きさせない魅力のひとつとなっています。

丹後くろまつ号・ランチコース「雅」・お酒 (イメージ) ※別料金

豪華料理とのマリアージュに相応しいのが山田錦をはじめとする日本酒。車内で過ごす約1時間半の旅だからこそ、ショートグラスで提供される地酒はちょうどよい量。もう少し味わいたいのであれば別料金での飲み比べも試してみては?

写真:丹後くろまつ号・オリジナルグッズ (イメージ) ※別料金

旅の思い出作りをするなら、車内で買える地元の特産品や、丹後くろまつ号だけのオリジナルグッズが最適。中でも丹後くろまつ号の象徴の松に桜、竹のデザインをあしらった絵柄と、橋脚を走る漆黒の丹後くろまつ号のコントラストが見事な名刺入れは一番のおすすめです。

「琴引浜」砂浜が奏でる神秘的な音色を体験

琴引浜

「網野駅」からバスを乗り継ぎ10分で行けるのが、美しい海に囲まれた「琴引浜(ことひきはま)」。全長1.8kmにわたる白砂青松(はくしゃせいしょう)の景勝地であり、「日本の渚・百選」にも選ばれています。日本一の鳴き砂の浜としても有名で、この鳴き砂があることこそ美しい海である証拠。海の京都を体験するなら訪れたい観光地のひとつです。

琴引浜鳴き砂文化館・鳴き砂の体験コーナー

鳴き砂は環境の変化や雨や霧などで湿ると、その音がしなくなるほど繊細なもの。そんな日に当たってしまったなら「琴引浜鳴き砂文化館」を訪れてみましょう。この施設の体験コーナーでは、鳴き砂の音色と原理が楽しめます。

琴引浜鳴き砂文化館・体験コーナー

さらにここでの見どころは、琴引浜の鳴き砂の中に含まれる石英(せきえい)や、2~3mmで成貝となる微小貝などを顕微鏡で観察できること。これにより鳴き砂が奏でる神秘的な音色や砂の振動がわかり、自然がもたらす美しさにき魅了されてしまいます。

「神谷神社」神が降り立った神聖な磐座で憩う

神谷神社の「磐座」

京丹後市西部の久美浜一区、小天橋、かぶと山、夕日ヶ浦のあたりは、通称「神の箱庭」と呼ばれる場所。海と湾、山が形成する地形と歴史的な社寺仏閣があることからそういわれています。

なかでも「久美浜駅」から徒歩5分の「神谷神社(かみたにじんじゃ)」は、四道将軍・丹波道主命(たにわのみちぬしのみこと)を祀る由緒ある神社で、巨石を配した「磐座(いわくら)」が有名です。

神谷神社の「磐座」

本殿先にある神谷神社の「磐座」は、京丹後市のパワースポットのひとつで、社殿ができる前から人々の信仰の対象となっている神聖なもの。岩を割ったような2つの垂直な割れ目が特徴的で、近年まで女人禁制だったこの場所も、今では自由に周辺を散策できます。清らかなこの地を歩きながら、日常の疲れから癒されてみませんか?
2018年春から、新たに「丹後くろまつ号」のコースが運行されます。海の京都の魅力を体感できる、鉄道の旅へ出発してみてはいかがでしょうか。
※「丹後くろまつ号」すべての列車は事前予約制です。
※「丹後くろまつ号」は車両検査および整備のため、2017年12月25日~2018年2月28日間は運休となります。
※本ページの内容は、取材時点の情報を元に作成しています。食事メニュー、路線や車内サービスなどは季節などにより異なりますので、京都丹後鉄道の公式サイトでご確認ください。
ライター:井田 久恵
取材・撮影:トラベルバリュー 編集部
取材時期:2017年11月上旬
取材協力:京都丹後鉄道
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