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2017.12.26

【京丹後 旅行記】走るカフェテラス「丹後あかまつ号」で日本海を満喫

【京丹後 旅行記】走るカフェテラス「丹後あかまつ号」で日本海を満喫
1日4便「天橋立駅~西舞鶴駅」間の日本海沿いを運行しているのが、茜色をした「丹後あかまつ号」。丹後くろまつ号と同じ、水戸岡鋭治氏によるクラシカルなデザインが特徴的で、乗車には運賃のほかに乗車整理券が必要ですが、540円で乗れるとあって気軽に観光列車の乗車体験ができると人気を呼んでいます。(写真:丹後あかまつ号)

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丹後あかまつ号・車両

丹後あかまつ号は、車窓からの景観を自分好みで楽しめるように、ソファー席やカウンター席、ベンチシートと、様々なタイプの座席が備えられています。一番のおすすめは海側にあるカウンター。日本海の眺望を眼下にお楽しみ頂けます。

丹後あかまつ号・車内

絵画を思わせるカラフルなデザインソファーは、子供がいる家族がゆったりと座れる広さ。内装は木目調を活かしたインテリアで統一され、たっぷり取った窓からの彩光が降り注ぎ、カフェテラスにいるような寛ぎの時間をくれます。

丹後あかまつ号・車内

2人席のソファーは落ち着きのあるモダンなシート。車内ではコーヒーをはじめとするソフトドリンクやアルコールも販売していて、注文すれば席までアテンダントが届けてくれる嬉しいサービスも。また、脇の棚には鉄道図鑑が常備され、手に取れば旅の時間をより深めてくれます。

丹後あかまつ号・車内

隣の席との空間を広めに取っているため、どの席でもゆったりと景観を楽しめるのも丹後あかまつ号ならでは。網棚やおみやげを展示している棚も、すべて天然木材ならではの優しい彩りを添えています。

丹後あかまつ号・車内

ローカル線だからこそ 絶景をゆったりと堪能

丹後あかまつ号・車窓からの風景

海岸沿いを走る際は、海原の美しさをたっぷりと観賞してもらいたいと、さらに一旦停止や低速走行のサービスも行なってくれます。陽射しに輝く海原の青さと広大な景色は、見る者の心を惹きつけてやみません。

丹後あかまつ号・車窓からの風景

丹後あかまつ号での旅の見どころは、由良川河口近く(丹後神崎駅~丹後由良駅間)に架かる由良川橋梁(ゆらがわきょうりょう)からの眺め。全長552mを走行しながら徐々に開けていく景色の変化は、緩やかなスピードで走行するローカル線だからこそ楽しめる風景です。

丹後あかまつ号・車窓からの風景「由良川橋梁」

京都府内で一番の長さを誇る橋梁は、1924年(大正13年)に完成した歴史ある鉄橋。水面から橋まで6.2mとかなり低く、まるで水面ギリギリを走っているかのよう。車両先頭からの眺めは川を行く船に乗っている、そんな不思議な気分にさせてくれます。

アテンダントの細やかなサービスも旅のよき思い出に

丹後あかまつ号・オリジナルグッズ

丹後あかまつ号に乗車しなければ入手できないオリジナルグッズには、モダンなデザインのポストカードやコースター、クリアファイルといった300円ぐらいから購入できる商品が揃っています。

丹後あかまつ号・お客様のおもてなしをするアテンダントさん

めくりめく景色の変化に心躍らせて過ごした鉄道旅も、いよいよ終着駅。車両と一緒に記念撮影をしたい際は、アテンダントにカメラを預ければ快く撮ってくれる無料サービスもあり、細やかなおもてなしに感動を深めることでしょう。

絶好の撮影スポット「由良川橋梁」

由良川橋梁

川を割るように走る由良川橋梁(ゆらがわきょうりょう)での走行風景は、鉄道マニアから人気が高い撮影ポイントのひとつ。由良川河口から眺めれば、水面から6.2mしかない鉄橋と丹後あかまつ号との迫力ある光景は、撮りたくなるのも納得です。

由良川橋梁

この日の天候は雨こそ降らないまでも残念な曇り空。雲ひとつない晴れた日なら丹後あかまつ号の茜色と青空、由良川の煌めきがおさえられ、最高の一枚を撮影できることでしょう。

通常料金で気軽に旅する「丹後あおまつ号」

丹後あおまつ号

毎日1日4便「天橋立~西舞鶴」と「天橋立~福知山」間の日本海沿いと山間の自然豊かな景観が楽しめる「丹後あおまつ号」。この観光列車は通常運賃のみで自由に区間を乗車できる気軽さが魅力です。車両デザインは丹後くろまつ号と丹後あかまつ号同様、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏によるもので、漆を重ねたような青色が目印です。

丹後あおまつ号・車両

通常料金で乗車できることもあり、地元の人たちの足として使われている地元列車でもある丹後あおまつ号。車内インテリアは丹後くろまつ号、丹後あかまつ号と同じように、天然木を贅沢に使用。料金が違うからといって手を抜かない丹後鉄道の魅力に満ち溢れています。

丹後あおまつ号・車内

車体の青を基調としたシートと木の温もりが心地よい明るめの内装は、モダンな雰囲気を演出しながらも快適さを重視した、ゆとりのある空間。つり革にも天然木が使われていて、席が空いていても思わず立って握りたくなるほど、その滑らかな手触りを確かめたくなります。

丹後あおまつ号・車内

丹後あおまつ号でも特等席といえるのが、車窓からの景色を心ゆくまで楽しめる窓側カウンター席。グループ旅行なら会話が弾むテーブル座席と、乗車した人の目的を叶えてくれるおもてなしに満ちています。

丹後あおまつ号・お客様のおもてなしをするアテンダントさん

気軽に鉄道の旅が楽しめる丹後あおまつ号は、平日は地元の人が通勤通学での利用を、週末になると多くの観光客でごった返すほどの人気車両。そんな普段使いの列車でもアテンダントが常駐し、オリジナルグッズの車内限定販売からカフェの案内と対応してくれます。

京都丹後鉄道珈琲プロジェクト「丹鉄珈琲」

旅の記念に購入しておきたいのが、京都丹後鉄道の観光列車「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」の車内で提供している、京都丹後鉄道珈琲プロジェクトによる「丹鉄珈琲」。車内カフェで販売している5つのブレンドは定期的に変更され、アテンダントが丁寧にドリップした一杯を楽しめます。

沿線で見ておきたい 魅力の観光スポット「成相山パノラマ展望台」

成相山パノラマ展望台からの天橋立・朝焼け風景

日本三景のひとつ、天橋立をのぞめる絶景スポットが「成相山(なりあいさん)パノラマ展望台」。晴れた日の山頂からは天橋立だけでなく日本海の大パノラマが広がり、その光景は息をのむほど。「天橋立駅」から成相寺(なりあいじ)に通じる観光コースを辿り、一度は足を伸ばして見て欲しい絶景です。

成相山・成相寺の本堂

橋立真言宗・西国第二十八番札所「成相山・成相寺」の本堂は、(1774年(安永3年)に建築された京都府指定文化財。そこへは「天橋立駅」で降り、船とケーブルカー、そして登山バスを乗り継いで行く約50分の旅なので、お参りをしながら楽しんでみては?

成相寺「一願一言地蔵」

成相寺境内の本堂へと続く中段の石段左脇には、「一願一言地蔵(ひとことのじぞう)」と呼ばれる地蔵石仏が鎮座。「一つの願いを一言でお願いすれば必ず叶えて下さる」という伝承が残っていて、地元はもちろん評判を聞いた人が全国から祈願に訪れるお地蔵様です。

日本夕陽百選の名所「夕日ヶ浦海岸」

夕日ヶ浦海岸・夕暮れ時の風景

京都府京丹後市の京都丹後鉄道「丹鉄夕日ヶ浦木津(きつ)温泉駅」の北側に位置する浜詰(はまづめ)海岸は、「夕日ヶ浦」の名称で『日本夕陽百選』に選ばれた息を吞むほど夕陽が美しい海岸です。

夕日ヶ浦海岸・夕暮れ時の風景

日本海へ沈む夕陽の美しさを眺めながら過ごせる夕日ヶ浦温泉郷は、夏の夜は漁火が広がる幻想的な夜景を見に、冬は新鮮な松葉ガニが安く食べられるとあり全国的に人気が高い場所。浜辺脇の散策路「夕日の路」に並ぶベンチは、水平線へ沈むロマンチックな夕陽を見られる絶好のポイントです。

夕日ヶ浦海岸・夕暮れ時の風景

約8kmに渡って続く白砂青松(はくしゃせいしょう)の夕日ヶ浦海岸は遠浅の地形と岩場から、海水浴やサーフィン、魚釣りを楽しむ人たちでいつも賑わっています。 あたりを茜色に染めながら日本海に沈む雄大な光景とマジックアワーのひとときは、旅人の心をも癒してくれる美しき夕景。京都丹後鉄道の旅で一度は訪れておきたい名所です。
※本ページの内容は、取材時点の情報を元に作成しています。
路線や車内サービスなどは季節などにより異なりますので、京都丹後鉄道の公式サイトでご確認ください。

京都丹後鉄道 公式サイト (外部リンク)

京都丹後鉄道 公式サイト (外部リンク)
「海の京都」鉄道の旅。観光列車「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」の公式サイトです。
ライター:井田 久恵
取材・撮影:トラベルバリュー 編集部
取材時期:2017年11月上旬
取材協力:京都丹後鉄道

【京丹後 旅行記】食と絶景を満喫できるレストラン列車「丹後くろまつ号」 | トラベルバリュー 旅ガイド

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京都府北部の丹波・丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る京都丹後鉄道(WILLER TRAINS株式会社)。2015年(平成27年)4月に北近畿タンゴ鉄道から生まれ変わったこの沿線には、日本三景の1つ「天橋立」や『日本の夕陽百選』に選ばれている「夕日ヶ浦」など、海の京都を満喫できる観光名所が多く点在しています。今回ご紹介するのは海と山の絶景を楽しめる3つの観光列車、「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」の旅です。(写真:丹後くろまつ号)

食と伝統を紡ぐ海の京都 丹後の冬 | トラベルバリュー

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大人時間を彩る旅の情報サイト「トラベルバリュー」の特集ページ「風光明媚」でご紹介する京都丹後地方。2017年に日本遺産にも認定された「丹後ちりめん」の産地でもあり、地域で育まれてきた織物の歴史や文化とともに、食と伝統を紡ぐ海の京都・丹後を訪れる旅をご紹介します。

海の京都で育まれた間人ガニと丹後ちりめん探訪 | トラベルバリュー

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大人時間を彩る旅の情報サイト「トラベルバリュー」のギャラリーでは、京都北部の丹後半島周辺で受け継がれる伝統産業や絶品の冬グルメに魅了される旅をご紹介します。
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